子ども3人が国立大医学部に合格!あっこママの子育ての魔法

平凡な家庭から子ども3人が国立大学医学部医学科に現役合格した奇跡をご紹介します。

あなたの子どもを格差社会の犠牲にしてはいけない 前編

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最近フランスの経済学者トマ・ピケティの著書「21世紀の資本みすず書房)」が世界中でベストセラーになり、日本国内でもピケティブームが巻き起こりました。膨大なデータをもとに研究結果を示し、格差社会が今後もますます進行していくことに警鐘を鳴らしています。

 

 お金持ちの子どもは賢い!?

ところで「裕福な家庭で育った子どもほど学力が高い」と聞くとどう思われますか。例外はたくさんありますが、この傾向は間違いなくあります。「教育は全国民に均等に与えられる権利なのだから、家庭の貧富の差なんて子どもの学力には関係ない」と信じたいのですが、現実は残酷です。

平均年収が高い家庭の子どもは学力が高い 

 

2014年3月、文部科学省からこんな調査報告が公表されました。これは全国の小学6年生と中学3年生を対象に行った学力テストの成績とアンケート結果より、家庭環境が子どもの学力に与える影響について調査したものです。これを見ると世帯平均年収が高いほど、学力テストの平均点が高いことがわかります。これまで、東大生は裕福な家庭で育った子弟が多いというデータはありましたが、この報告は裕福な家庭で育った子どもほど学力が高いということを、如実に表しています。

 

なぜ世帯収入が高いほど子どもの学力が高くなるのでしょうか。それには二つの理由があると考えます。

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