季節を大切にする 後編
優秀な子どもが育つ家庭には、質素でも季節のお花がテーブルに飾ってあったり、手作りの飾り物が置かれていたりと、季節を感じさせる工夫が伝わってきました。
ささいな日常の変化が子どもの感受性を育てる
私たち大人にとってはささいな変化でも、子どもにとっては大きな鮮やかな変化となります。それは子どもの感受性を高め、季節を愛し伝統を重んじる心を育てます。
学業には一見関係がなさそうですが、人間性の豊かさは学力の高さに比例します。お子様の学力を高めたければ、ご家庭の環境にも目を向けて工夫をしていきましょう。
お金がなくてもできること
我が家には高級なおひな様や兜を購入するような余裕はありませんでしたが、七五三や小学校の卒業式などの節目では、着物をレンタルして、写真スタジオで写真を撮影することを心がけてきました。
写真は一生残るものです。
子どもにとっても大きくなった時に「両親は自分のことを大切に育ててくれたのだな」と認識できる貴重な証拠になります。
伝統的や季節のイベントを大切にして、なるべく写真を残す。ぜひ実践して下さい。
