季節を大切にする 前編
子どもたちの友達のご家庭に呼ばれて、お茶をすることが度々ありました。いろいろなご家庭のお家を訪問するうちに、いわゆる「出来の良い」子どもがいるご家庭にはある共通点があることがわかりました。
伝統や季節を大切にする家庭をつくる
それは「伝統や季節のイベントを大切にしている」ということです。
日本には美しい四季と伝統があります。ひな祭りにはおひな様を飾ったり、こどもの日にはこいのぼりをあげたり。大人になると、ついそのようなイベントを軽んじてしまいます。
ご自分が子どもだった頃を思い出してみましょう。季節の食材が食卓に並んだり、お家がいつもと違う飾り付けになっていたりすると、なんだか特別な時間を過ごしているような、わくわくする気分になりませんでしたか?
優秀な子どもが育つ家庭には、質素でも季節のお花がテーブルに飾ってあったり、手作りの飾り物が置かれていたりと、季節を感じさせる工夫が伝わってきました。