子ども3人が国立大医学部に合格!あっこママの子育ての魔法

平凡な家庭から子ども3人が国立大学医学部医学科に現役合格した奇跡をご紹介します。

子育ては身ごもった時から始まっている!?前編

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生活習慣病胎児起源説」。英国・サウザンプトン大学医学部教授のデイヴィッド・バーカー教授が1980年代に提唱した学説は世界を驚かせました。

 妊婦が飢餓だと、胎児は後に糖尿病に!

 

ヨーロッパにポーランドという国があります。音楽家ショパンなどを輩出した歴史と文化のある国です。しかし、第二次世界大戦中にドイツに侵攻され支配されたという悲しい歴史があります。

 

そのとき多数のポーランド人は飢餓で苦しみました。その中には妊婦も含まれていました。

 

そのとき胎児であったポーランド人が戦後、飢餓から解放されて豊かな環境で育ち、高齢になったときに、通常より高い頻度で糖尿病などの生活習慣病にかかっていることが、研究でわかったのです。

 

これはカルテを何十年もの長い間しっかり保管するという文化が根付いたヨーロッパだからこそ可能になった研究だそうです。

 

後に博士はこの研究で「栄養学のノーベル賞」と呼ばれる「ダノン賞」を受賞しています。

胎児期に体の設計図が修飾される 

 

どうしてこのようなことが起こるかはいまだに解明されていませんが、原因の一つとして、胎児期には体の設計図であるDNAの一部分が変化したり修飾されたりするのではないかと考えられているのです。

 

つまり妊婦が飢餓などの肉体的ストレスや精神的ストレスを強く感じると、それがおなかの赤ちゃんの設計図にまで変化をもたらしてしまうのです。

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